くすぐり短編小説です

「あーっはっはっはっはっは!!!!」
姫を守る騎士となって5年、十分な鍛錬は積んできたつもりだった。
でも、それは一瞬にしてもろくも崩れ去った。
「姫の居場所を教えてもらおう。知っているんだろう?」

「きっしっしっ…… 誰が言うもんですか! さっさ止めを刺せばいいでしょう・・・ んっ!」
かりっ
腋の下をひっかかれるたびに口から笑いがこみ上げてくる。
凄もうとしてもこれではまったく迫力が出ない。自分がこんなにくすぐりに弱かったなんて…
「うう!この拘束さえ無ければ・・・! ん・・・・・ くっくっくっく。 あっはっはっはっは! ああ・・・・・」
手足は鋼鉄で頑丈に拘束され、まったく外せそうにない。
強制的に開かれて丸出しにされた腋の下を、魔力による作られた手が縦横無尽に駆け巡る。

「ひーっ ひーっ た、助けて・・・ ほんとうに知らないの・・・・ んはは!」
どのくらい時間が過ぎたのだろう。責めは一向に収まらず、発見した弱い部分を徹底的に刺激されている。私が吐くまで永遠にこの責めは終わらないのだろう。
「なに、時間はたっぷりある。気が変わるまでゆっくりと味わってくれ。」
軍は劣勢であり、ここに助けが来ることはまずありえない。指一本動かせず、まったく抵抗ができないまま時間だけが過ぎていく。私はいつまでこの苦しみに耐えればよいのだろうか。

